第1弾 MACHIDA MARUKAWA 「本店」から始まりました
MARUKAWA「本店」の記憶を具現化するプロジェクトとして「MACHIDA TOKYO」を刻印した国産デニム第1弾を2022年5月に発売しました。
発売直後から店舗に来店されたお客さまやSNSでもたくさんの反応をいただき、マルカワ関係者の想像を超えた沢山の思い出が、多くの人たちの記憶に残っていることを嬉しく思うと共に、この記憶を閉ざしてしまっては申し訳ないという想いが、関係者の中で芽生え始めました。
そして「第2弾はいつ?」「次も楽しみにしてるよ」など期待の声を受け実現に向け動き出します。
MARUKAWA 1st MODEL LOT.001
また2023年5月は、世界的に「ジーンズ生誕 150 周年」にあたり、同月に、マルカワを育ててくれた町田への恩返しとして、町田で活動する人たちと一緒に町田を盛り上げるイベント「マルカワ・ジー ンズフェスティバル」を企画も立ち上がることになり、まずは町田の皆様にこのフェスティバルの中で発表したいという想いでこの日の発売に向けで準備してまいりました。
75 年前の 1948 年(昭和 23 年)に書店として町田で創業したマルカワは軒先に戸板を並べて中古ジーンズを販売したのがきっかけで、1961 年(昭和 36 年)にジーンズショップ・マルカワ本店を開店。
1965 年(昭和 40 年)には、岡山県で国産ジーンズが誕生し、国内でも徐々にジーンズが知られるようになったことで、1966 年(昭和 41 年)からは本格的にチェーン展開を開始。ジーンズショップチェーン店の草分け的な存在として認知されるようになりました。
商品情報
限定300着 / PRICE ¥19,800 Tax in
Size 30, 32, 34, 36, 38, 40 / RIGID / ONEWASH
No.411-155-0001
▼取扱ECサイト
・ZOZOTOWN:購入ページはこちら
▼取扱店舗
・湘南店:店舗情報はこちら
・座間店:店舗情報はこちら
・藤沢湘南台店:店舗情報はこちら
・中野店:店舗情報はこちら
そうしてマルカワ創業75周年企画第2弾として、この国産ジーンズの発祥、岡山県の倉敷ジーンズとのマッチングが叶い「町田マルカワ×倉敷ジーンズ」でのコラボジーンズが発売となりました。
MARUKAWA SECOND MODEL LOT.002DENIM PANTS
商品情報
限定300着 / PRICE ¥19,800 Tax in
Size 30, 31, 32, 33, 34, 36 / RIGID / ONEWASH
No.411-155-0002
▼通販サイト
6月上旬に順次発売予定
▼取扱店舗
・湘南店:店舗情報はこちら
・座間店:店舗情報はこちら
・藤沢湘南台店:店舗情報はこちら
・中野店:店舗情報はこちら
☆5月27日(土) 11:30から発売
マルカワ「本店」がオープンして間もない頃、1950~1960年代に作られたオーセンティックなシルエット、ディテールを再現したレギュラーストレート。この年代では国産デニム生地で国内縫製を行っているメーカーは存在していませんでしたが、全て国産にこだわりました。今回使用したデニム生地は、岡山県井井原市産(岡山デニムの産地)のオーガニックコットンブレンドセルビッチデニム、13オンスの弱ストレッチセルビッチデニム、見た目はヴィンテージレプリカジーンズばりですが穿きやすさを追求しました。
縫製も岡山県倉敷市児島にある縫製工場に依頼、革パッチもフラッシャーも国内メーカーに依頼致しました。無骨さと現代の新素材との融合から生まれたシリーズ第2弾デニム。マルカワを肌で感じられるジーンズの色落ちを楽しみながら最高の1本を育て上げてください。
岡山県倉敷市児島へ
マルカワ創業75周年企画マルカワジーンズ第2弾の縫製が始まったと連絡が入ったので急遽国産ジーンズ発祥の地倉敷市児島へ向かいました。
マルカワジーンズを縫っている様子。
活気にあふれ、流れるようにどんどんマルカワジーンズが出来上がっていきます。
ポケットをぬったら腰、その次はリベット付けなど、縫う場所に適したミシンの場所にめまぐるしくジーンズが動いていきます。
工場内は様々なマシンの音が休まずに聞こえています。
ここでの工程を丁寧に説明していただきました、この地域全体が作業レーンのようになっており、ここでの工程が終わると次は洗いや加工の工場に運ばれるそうです。
岡山デニム・倉敷ジーンズについて
昭和 40 年(1965 年)に、岡山県倉敷市で日本初の国内で縫製されたジーンズ が誕生したことから、倉敷は、「国産ジーンズ発祥の地」と言われています。
当地は、江戸時代後期に良質の綿花が取れたことから、それを契機に糸を紡ぐ紡績業、生地を織る織物業、卸・小売業まで、繊維産業の全ての工程が形成されていきました。
真田紐、足袋、学生服へと製品をシフトし、昭和 39 年の東京オリンピックの翌年、昭和 40 年に、日本初の国産ジーンズの生産が始まりました。
ジャパニーズデニムの代名詞とも言える倉敷のジーンズメーカーは、糸の品質が高く、伝統・技術・職人技が世界的にも評価が高く、フランスなどヨーロッパ諸国でも人気があり、倉敷のデニム工場には、世界の名だたるハイブランドから生産の依頼が寄せられ、倉敷市児島にあるジーンズストリートには、良質な倉敷ジーンズを求めて、海外から多くの観光客が訪れ賑わいを見せています。